こんにちは たましょちょうです。
「お前の生きる道はこれまでも、これから先も天によって完璧に決まっていて、それが故に完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは…」
これは井上雄彦先生の漫画バガボンド29巻に出てくる沢庵和尚の言葉です。
「決まっているのに自由?」
最初はみんなそう思うと思います。
僕もそう思っていました。
しかし
気になっていたけど理解できなかったこの沢庵和尚の台詞の意味を「自由」の研究をすることで理解が深まり、心に羽が生えたようなそんな気持ちになったのを覚えています。
今回は、皆さんに同じ体験をしてもらいたいと思っています。
もし、前回のブログを読んでいない方は最初にこちらをお読みください。
↓
「自由」になるための唯一の方法
生きる道は天によって完璧に決まっている
まずは「生きる道は天によって完璧に決まっている」
この部分について深掘りしてみましょう。
「あなたの生きる道はもう天によって完璧に決まっています」
「良いことも悪いことも、どんなことが起こるかもう既に完璧に決まっています」
これを受け入れてみたらどう感じましたか?
僕はちょっと肩の荷が降りた感覚になりました。
「そうか。決まっているなら、未来の事を考えて悩んだところでその時間は無駄に終わるのか」
「だったら未来のことについて今から悩むのはもうやめよう」
そう思ったのです。
そしてハッとしました。
「これって恐れることをやめれるってことじゃない?」と。
未来のことなんてわからないのに考えると不安になる。
これが恐れの発生のよくあるパターンですよね?
でも、未来は今どんなに悩んでもすでに決まっているのならもう悩んでも無駄だし、恐れても無駄
と言うことになります。
なので、僕はこう考えました
「生きる道は天によって完璧に決まっている」から「未来のことを恐れるのは時間の無駄」
これを理解すると、いろんな不安や恐れが出てくるたびに
「でもそれって、今考えても時間の無駄だよね」と気がつくことができる
結果的に恐れを手放すことができるようになってくるのです。
そして「今やれることを精一杯やろう」と思えるようになったのです。
それが故に完全に自由だ
「生きる道は天によって完璧に決まっている」
と言うことを完全に受け入れると
「恐れを手放す」
ことができると言うことは、
「自由」=「恐れの無い状態」
(この説明はこの記事を読んでください→「自由」になるための唯一の方法)
なので
「生きる道は天によって完璧に決まっている」を完全に受け入れると恐れを手放すことができるので「それが故に完全に自由だ」
と言う公式が出来上がります。
「恐れを手放す」というのはどうやら「未来を完全に受け入れる」ということにあるようです。
それが「根っこのところを天に預けている限りは…」という部分に込められているように思います。
沢庵和尚は「未来は決まっている」ので諦めろと言っているのではなく、「未来のことは天しかわからないのだから、未来を受け入れることで恐れを手放したほうが自由でいいよね」と言っているのだろうと思います。
今回の世界の法則
今回気がついた世界の法則は
「未来を完全に受け入れる」=「恐れを手放せる」=「故に自由」
という法則が見えてきました。
どうでしょうか?
僕はこの考え方ができたときに、背中から羽が生えたような感覚を覚えました。
人は本質的に「自由」と「恐れ」の間で右往左往してしまう生き物です。
そしてそれが辛さになったりします。
根っこの部分を天に預け、恐れを手放す工夫をして肩の力を抜いて気持ちよく生活できたらいいなと思います。
あなたが今日から晴れやかな気持ちで生きられますようにこの法則を贈ります。
合掌🙏
次の記事→「恐れ」の正体